試合結果
2025明治安田J2
第30節 モンテディオ山形
2025.9.20 SAT 18:03 KICKOFF
ユアテックスタジアム仙台
3-1モンテディオ山形
本日のスタメン
本日のベガルタ仙台のスタメンはGKが
え~と ほった 掘った 堀田ぁ?
スタートからサプライズです 昨年もリーグ戦(たしか鹿児島戦)で林選手が体調不良のため松澤選手が先発起用され、途中足をつって、梅田選手に交代し、完封すると言う試合もあったが、今日は大事な大事なみちのくダービー ユース出身の堀田選手は何か持っているとしか思えない(それが、良い予感か悪い予感かこの時は未だ感じられなかった)
と言うことでGKは今季初先発の堀田選手 DFは右から真瀬、真瀬、真瀬、井上、菅田、守備のスペシャリスト奥山選手(真瀬選手3回は誤記でなく後で理由を)
MFは右から郷家、郷家、松井、松井、鎌田、相良選手(郷家選手、松井選手が2回登場は誤記でなくこちらも理由は後述)
FWは宮崎、宮、荒木、荒木、荒木、荒木選手の2名(こちらも後述)
前半トピック
この日の仙台、試合開始直後からサポーターの応援を背に受け、それをピッチで体現してくれている事がひしひしと伝わる状況、ハイプレス、こぼれ球への寄せ、一人だけでなく雪崩のように次から次へとあふれ出てくる仙台の選手
対する山形は自分の好みな川井選手や坂本選手がベンチスタート、山形からも沢山のサポーターが駆けつけ最高のスタジアム、最高の戦いの場を作り出してくれている
敵チームであるが、山形のサンバのリズムに乗って醸し出されるチャントは嫌いじゃない
仙台がハイプレスとそれを実現するためのとてつもない運動量でピッチを駆け回る セカンドボールの回収も仙台が優勢、後はゴールを決めるだけと言ういつもの常套句が出てくる立ち上がり
仙台鬼門の20分を経過し0-0 悪癖をクリアしたかと思った28分 山形のGKトーマス選手にアクシデント発生でGKが長谷川選手に交代 山形の今シーズンの欠点はGKが固定できなかった事によるものが大きいと言われているが、怪我から明けたトーマス選手がやっと固定的に使われてきたかと思ったこのタイミングで交代と何か今シーズンの状況を物語っているように見える山形 この試合の難しさが漂ってくる
しかし、先手を取ったのは山形、ベガルタ攻勢の中で前半39分中盤にいた国分選手のパスにDFが横一列に並んだベガルタの左と真ん中の間に氣田選手がうまく入り込み(足は速くないんだけど)そこからゴールに向けて素晴らしいシュートを放つ シュートストップのため堀田選手は右に横っ飛び(因みに堀田選手の利き足は左)するが、右手をかすめ若干勢いを弱めつつゴールネットを揺らす
0-1山形先制 0-1で前半終了
後半トピック
今季、逆転勝ちがなく先制点を取られると最高で引き分けの結果しか出ていない仙台 場内には前半途中から降り注ぐ強い雨 まさに暗雲立ち込めているユアテックスタジアムのピッチ上
しかし、そんな状況を払拭してくれた選手及び現地応援のサポーターの魂
後半からこの日の出来は悪くなく、むしろ良い感じで活躍していた松井選手を武田選手にスイッチ、奥山選手に代え怪我から復帰した石尾選手を投入 縦へのキラーパスが得意な武田選手、後方からのテクニシャン、後方からのドリブラー石尾選手を起用し更に攻勢を強め必ず得点するぞと言うメッセージをピッチ、サポーターに送るベンチ
前半もそうだが、松井、荒木、松井、相良、荒木、真瀬、荒木とか
後半に入ると荒木、武田、相良、宮崎、荒木、宮崎、荒木、真瀬、荒木、真瀬とピッチ上のベガルタの選手が山形の選手より明らかに多く見える
そして何より前線から自陣に顔出す荒木選手の運動量は半端ないものだった シュートテクが揶揄される荒木選手、通常ボランチにチームのダイナモと呼ばれる選手がいるが、荒木選手は一人で前線、中盤、ディフェンスと動き回れるとんでもない選手である事を痛感 同様にそれらの動きに触発されてかチームとしての約束事かもしれないが、とにかく皆動き回る おそらく終盤までもたないであろう動きを惜しげなく続けている今日の仙台 選手のこれらの献身を見た時、ふと自分はウルトラマンに出てきた難敵宇宙忍者「バルタン星人」を思い出してしまった バルタン星人の技の一つに分身の術と言うのがあり、何人にも分身して攻撃をしかけるバルタン星人にウルトラマンは非常に手を焼いたのである「ふぉっ ふぉっ ふぉっ‼」
これだけチームとして頑張っていればおてんとうさま(今日は出てないけど)もだまっちゃいない 仙台に歓喜が訪れたのは後半6分 右サイドから宮崎選手がドリブルで持ち込みシュートを放つと山形の城和選手にブロックされる ブロックされたボールをゴール中央に宮崎選手が流すとそこには「なんでそこにいるんだ 真瀬」と言う驚異的な上がりで走り込んだ真瀬選手。。。宮崎選手へ真瀬選手が渾身のアピール 宮崎選手が真瀬選手にパス 真瀬選手行き過ぎ~(ボールは真瀬選手の後ろ) に、真瀬選手は前進しすぎの勢いで転ぶ(だっふんだ‼)そのコミカルな動きに山形の選手もくぎ付け するとそのまま流れてきたボールを鎌田選手がグランダーのシュート・・・これも相手DFにブロックされ、鎌田選手も勢い余ってコテン‼、、、、、テン、、、テン、、、テンと流れてきたボールに今度は左斜め中央からドフリーの相良選手がふわっとしたコントロールシュート 相手ゴール左上にそっと流す
ゴー―――――――――ル
1-1同点
本人達の本意ではないと思うが、真瀬選手の脱力、鎌田選手の脱力で十分山形DF陣の注意をひきつけておいて最後は相良選手のお手本のような脱力シュート 流石相良選手 この後も仙台は攻撃の手を緩めず、後半12分に武田選手のスルーパスから荒木選手が相手ゴールエリア右で受け中央にふわりとやさしいクロス、そこに流れ込んでいた郷家選手がピタリと頭で合わせ見事なゴール
2-1 仙台今シーズン先制された状況から初の逆転
更に後半25分にはこの日先発チャンスのFW宮崎選手がペナルティエリア手前から重戦車ドリブルで、ゴール左上にズドン‼
3-1 ブラボー‼
その後も果敢に攻めまくりはしりまくる選手達、宮崎選手に代えエロン選手、相良選手に代え中田選手、そして郷家選手に代え守備職人工藤選手と代わりに入った選手達も十分流れに乗った状態で走り切ってくれた
3-1仙台が圧倒 今シーズン初の逆転勝利のおまけつき‼
試合雑感
①ピッチ上11人以上のこの日の仙台
宮崎選手は1.5人分、郷家、松井選手が2人分、真瀬選手が3人分、荒木選手が4人分とこの日はバルタン星人ばりの分身の術(渾身の術とも言う)で、ピッチ上には感覚17.5人の選手がいるようだった 選手の頑張りにあっぱれであるし、とりわけ荒木選手のそれは”凄い”の一言 まさにバルタン仙台そのもだった
②堀田選手と奥山選手
堀田選手は左利き、常にバックパスを堀田選手の左側を意識して出している奥山選手にあっぱれ
③熱量
いつもはクールな菅田選手がこの日は吠えまくっていた 井上選手の代名詞でもあるがそのくらいこの試合に賭けて入り込んでいた証だと思う 試合後堀田選手と抱き合っている姿選手の笑顔はいつになく輝いていた

④チーム力は人間力
アゥェイ山形戦での試合後のサポーター挨拶の際、個人的に来ていた松澤選手と横山選手(だったかな?)をそっと呼び寄せる奥山選手、そしてロングスローの際はスローインの選手に駆けよってボール拭きのタオルを渡す梅田選手、プロの世界なのでプレーと結果が一番ではあるが、そういったシーンに目を奪われてしまう自分がいる そしてこの日は武田選手、試合後誰よりも走った荒木選手にかけより肩を揉んでいた ピッチ上の選手は誰よりも荒木選手の献身を理解しリスペクトしていたのだと思う この辺の行動が自然に出てくるチームはやはり地力もついてくるはず 森山仙台のTHIS IS VEGALTAの形はここにあるのかもしれない

⑤懐深い得点シーン
宮崎、真瀬、鎌田、相良選手と渡ったお笑いあり、脱力ありの1点目 怒涛の4次攻撃
縦のスルーに反応し、アイコンタクトで決めた武田、荒木、郷家選手のゴールまさにバーチカルチャレンジ
宮崎選手の重戦車ドリブル&バズーカ砲 痺れました
2025年9月20日 脱力のすすめ&バルタン仙台 万歳‼

次節勝ってこそ FORZA仙台
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