キケンなジョージ

2025明治安田J2
第8節ブラウブリッツ秋田
2025.4.5 SAT 13:03 KICKOFF
キューアンドエースタジアムみやぎ　　　　　　　　　　　　

1-0ブラウブリッツ秋田

『危険な情事』（きけんなじょうじ、Fatal Attraction）は、1987年のアメリカ合衆国の
スリラー映画。監督はエイドリアン・ライン、主演はマイケル・ダグラスと
グレン・クローズ。クローズの鬼気迫る演技が話題となり、第60回アカデミー賞において
6部門にノミネートされた。
－Wikipediaより

えっ？
危険な情事　相手にとって危険なジョージはベガルタ仙台のオナイウ情滋選手です

この日の仙台の相手はゴリゴリフィジカルサッカー吉田監督5年目の秋田
昨シーズンは春先の強風アゥエーでのやっとの引き分けと、終盤のプレーオフ昇格争い真っ只中におけるホーム戦、序盤に自陣ゴール前事故のようなヘディングで決められ０－１の敗戦の1分け１敗と分が悪い
しかも今節は、ボランチ武田選手がイエローカード累積により出場停止
相良、エロン選手が怪我によりベンチ外といつものメンバーでは挑めない
そこで森山監督は、ボランチに松井選手、FWに宮崎選手、荒木選手の駒大コンビ、左サイドに万能郷家選手、空いた右サイドにオナイウ選手と言う組み合せをチョイス

すると開始１０分ボールを持ったバックラインの石尾選手から前線にロングボールを展開、このロングボールを流石の宮崎選手が相手に抑え込まれながらも競り勝ち（さすが）宮崎選手の周りを衛星・流動的に動き回る荒木選手が受けて、左よりになった全体バランスから右のオナイウ選手にパス
ボールを受けたオナイウ選手はするすると相手ゴール前に駆け上がり、最後ラストパスは誰を選択するのかと想った瞬間右足を振りぬくとボールは一閃相手ゴール左隅上に吸い込まれる見事なゴラッソ

ベガルタ仙台先制１－０　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この日は、元仙台＆秋田の蜂須賀さんも駆けつけ試合開前富田さんとインタビューでのマッチアップ　オナイウ選手としてはベガルタ入団当初から家族同様に接してくれた蜂須賀さんの前で嬉しい恩返し（蜂須賀さんが秋田側だとすると恩を仇？）弾となった

前半１０分この試合のサッカーとしての見どころはここまで

この日、仙台市内の霞の目駐屯地で陸上自衛隊霞目駐屯地創立68周年記念行事が開催されており、利府の空にも陸上自衛隊のヘリがいくつか飛んでいた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それとは関係ないが、その後のピッチで繰り広げられるのは自衛隊記念行事ばりの空中戦、秋田得意のポン蹴りフィジカル、相手ゴール前での事故狙いサッカー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自衛隊のプログラムにもしかしたら次のような演目が記載されていたのではないかと言うくらいの試合展開
１３：００賛助開催（Qスタ）空中演舞　ベガルタ仙台VSブラウブリッツ秋田

ベガルタにおけるセクシーフットボールとなるピッチ上の指揮者は存在せず、
①放り込み
②跳ね返し
③セカンドボール取られる
①放り込み、、、
①～④のループが試合終了まで繰り広げられることになる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後半ベガルタ仙台のシュートは０本

サッカーを楽しむ見どころとは皆無な試合となったがしかし、ファイブバック気味にしてカウンターをしかけたかったが、ピッチ内の選手の判断でをそれをしなかったと言う監督談話を後に見て選手たちの成長を感じ取ることが出来た　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋田の吉田監督曰く「今日の試合は勝ち以上の価値のある試合」とのこと
でも、プロは勝ってなんぼなのである
ベガルタ仙台で言えば長崎戦や磐田戦のようにＪ２リーグには優勢勝ち（サッカーには全てですが）等存在しない

これまでの反省と、今日の状況を踏まえ選手たちがとった判断
そうなると心強いのが守護神林選手
今日は見ていて点数を入れられる気がしなかった
この辺も林選手を信頼し、前者の選択を選手たちが行った所以だと思う

かくしてベガルタ仙台
途中フィジカル全面故のチャージ、不可解判定、小競り合い等が起こり少々荒れ気味の試合とはなるものの
”危険な情滋”による見事なゴールで１－０
ベガルタ仙台勝利