2025明治安田J2
第21節 ジュビロ磐田
2025.6.28 SAT 19:33 KICKOFF
ヤマハスタジアム
1-0ジュビロ磐田
アドラー心理学では、「人間は同じ共同体で生きる仲間であり、支え合って生きていること」が個人心理学を構成する重要な要素であると言われる
昨日のベガルタ仙台
対戦相手はジュビロ磐田
今シーズンのJ2リーグ前半戦ベガルタ仙台の18試合で私の頭に残っているのは、何といっても3月23日(日)に開催されたジュビロ戦で見た相手クルークス選手のプレー
右サイドに張っていて、ベガルタはその試合うまく対応しており殆ど仕事させなかったのだが、相手得点3点のうち1点目、2点目はクルークス選手が起点だった
そしてこの試合彼が絡んだのはこの2つのプレーくらいではないかな(言い過ぎですが)と言うくらいベガルタは相手に対応出来ていた
しかしである
「あ〜ボール来ないなぁ」クルークス選手
「暇だなぁ」クルークス選手
「あっきたきた」
「角君走ってきたな」
「ハイな」(ディフェンダーを外巻きに動く柔らかいパス)
その後、2点目
「暇だなぁ」クルークス選手
「あっボール入ってきた」クルークス選手
「このあたりに上げときゃ相手も嫌だし味方もなんとか触れるでしょでしよ」 「ほれっ」。。。ベガルタゴール前、植村選手のヘッドのすらしでGK林選手ノーチャンス
強度と精度と華麗さ全て兼ね備え「お金の取れる選手」ってこういう選手の事なんだろうなぁと、衝撃と溜息と終盤の試合運びの拙さからの逆転弾での痛恨と色々な思いの交差する試合だった
と言うことで本日
そのクルークス選手に対してベガルタの左サイドバックに本日、石尾選手を森山監督は起用
「今日はお前に任せた」と言うあたりが森山監督の森山監督たる所以
プレーに「自分で考える事」余白を設けてくれている
仕事と同じで、自分から動かなければ成長はない 監督の事なので、戦術的注意点は実はきめ細かに話しているかもしれないが、約束事にこだわりプレー判断が少しでも遅れれば万事休す そういう相手と対峙するからこそますますの成長が期待される 試合内容はクルークス選手対策はばっちり、流石尾選手
そしてこの日のベガルタ仙台 終始押し込まれた印象だが 最後尾の林選手の安定したセービング 林選手が称える4名のDFとの連携 前線で体を張ってボールを納めカウンターを仕掛けるエロン選手や荒木選手 中盤でタクトをふるう(攻撃のデクレシエンドは武田選手、守備でのピアニッシモは松井選手)ボランチ二人 そして締めはワンチャンスをものにすることになる途中交代の鎌田選手、中田選手、心選手と 後半追加タイムに突入した48分、相手ゴール少し離れたところからの鎌田選手のフリーキックからの、中田選起点となるゴール前にボールを送り、最後は荒木選手がさわってゴール前わちゃわちゃしたところから心選手の体ごと押し込む魂のゴール 劇的ゴールで、最後のワンチャンスをものにした仙台 強いチームとは「うまいチーム」否、「負けないチーム」否 「最後に相手より1点多く得点を取って勝っているチーム」なのだ
思えば3月、ワンチャンス(3回あったけど)を決められて負けた相手ジュビロ 今度はこちらがワンチャンスを決めて勝利 圧倒的強さでの勝利とは違ったスペクタクルな展開 そしてその先の真のリベンジ
ベガルタ仙台 まだまだこれから
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