2025明治安田J2
第12節 ヴァンフォーレ甲府
2025.4.29 TUE 14:03 KICKOFF
JIT リサイクルインク スタジアム
2-1バンフォーレ甲府
GW過密日程連戦の二戦目 アウェー甲府戦
甲府は2022年カテゴリはJ2でありながら天皇杯を制し、昨年はAFCを戦うなどリーグ戦こそ思うような成績ではなかったが、外国人FWを擁しチーム力は侮れないものであった
その証拠に昨年はアウェ―で先制しながらもアダウィントン選手に一瞬のスキを突かれ引き分け
ホームでは、中山選手の技ありの先制ゴールで99.9%勝利をつかみかけたと思われた後半アディショナルタイムのラストワンプレーで相手にフリーキックを決められ引き分けと、先制しながら2試合とも逃げ切る事が出来なかった難敵
今シーズンはピーターウタカ選手やアダウィントン選手等、強力FWが抜け攻撃力は落ちたかと思われるものの、直近5試合負けておらずチームは好調を維持
そんな相手に本日のベガルタ仙台の布陣は
GK林選手
DFに右から高田、井上、菅田、石尾選手
中盤は真瀬、松井、鎌田、オナイウ選手
トップ下に郷家選手
ワントップには前節得点を決めた寡黙なFW梅木選手を配置
前節での森山監督の梅木選手へのゴールを祝福するコメントからも日頃の彼の努力、人柄を推し測ることが出来、今日の先発も納得(必然でしょう)
怪我、累積警告の影響もあるが、ターンオーバーも意識した布陣で臨む
今日の甲府は春先の仙台同様風が強い
ここで気になるのは個人的に甲府FW三平選手の髪型

ボボボーボボなどとも言われているが、個人的には国営日立臨海公園のコキアを思い出してしまう(写真でしか見たことがないけど)
タイガーマスクのミスターノウはのっぺらぼうの顔の上にボーリングを隠し、タイガーマスクに反則攻撃をかましていたが(頭にボーリングのっけてる時点で動けないと思うが)、三平選手の頭はもしかしたら鳥たちのサンクチュアリにでもなっているのではないかと言うような個性的ないで立ち
試合に入る前の風向きを三平選手の髪の向きで例えると

前半ベガルタは風上(左から右に吹く風)からの攻撃、後半風下での披露を考慮すると前半でなんとかしたいところ
開始直後は甲府に押し込まれるが、チャンスらしいチャンスは作らせず、次第にペースは仙台へ
すると24分中盤の支配者鎌田選手から前線へ鋭く早いパス
このパスを真瀬選手がさっと抑え(このパスを抑える事自体がすごい技術)GWと1対1のビッグチャンス
シュートはGKに阻まれる(真瀬選手の仮想ゴール1点目)
その直後今度は松井選手がゴールポスト直撃のシュート 惜しくも得点ならず
そして遂に29分、オナイウ選手が自陣からボールを一人で持ち込み、相手ゴールエリア手前からドリブルでセットし直しを意識し、ぎこちないシュート(冷静に見ると、ボールに深くつま先を入れた感じの通称ダフリ)
しかしこれが、相手GKの頭上からゆっくり弧を描きゴールに向かって落ち
ゴーール‼
ベガルタ仙台先制
※ここで郷家選手の裏へ向かおうとするランによりオナイウ選手にマークがつきづらくなっているのは特筆
その後32分、またまた左サイドでボールを奪った鎌田選手から右サイドでフリーになった真瀬選手に見事なパス
ここでもシュートは相手GKに右手1本ではじかれる(真瀬選手の仮想ゴール2点目)
前半46分にはゴール前の真瀬選手にクロスが入る
これを真瀬選手が体を後ろにそらしながらアクロバティックなヘディング(おそらく真瀬選手だからさわれたであろうボールにて仮想ゴール3点目)ボールはゴールネットを超えて残念ながらノーゴール
前半は尋常でない運動量の真瀬選手に訪れるビッグチャンスの数々で
1-0(仮想真瀬選手のゴールを入れると4-0)
体感4-0
現実1-0
彼の人間離れした運動量だからこそ訪れるチャンス
それを決めきれない試合展開
明と暗なのか、明が暗で暗が明なのか、もう真瀬選手祭りで何が何だかわからない
けど、すごい選手である事に変わりない今のベガルタ仙台に必要不可欠な選手
後半の風はこんな感じ

後半10分風下(ベガルタは左エンド)の状況でも押し込むベガルタは相手オウンゴールもあり追加点
間髪入れずに前線を意識した松井選手のパスに相手ゴール前で事故が発生(相手のオウンゴール)
2-0(体感は5-0)
2-0の展開は難しいと言われるが、そんな状況も後半13分に一瞬の隙をつかれ三平選手の華麗なフリックもあり甲府の宮崎選手が見事な反撃のゴール
この時の風は、、、もうやめにします(三平選手のフリック 流石でした)
そして迎えた後半39分またまた真瀬選手にビッグチャンス到来
中盤で相手ボールを奪った荒木選手から右サイドでフリーだった真瀬選手へパス
GKと1対1となった真瀬選手はここでも果敢にシュートぉおおおおおおおお
今度はGKの左手1本でセーブされる
2-1(真瀬選手のこの日仮想ゴールで体感6-1)
その後ベガルタ仙台は
後半15分オナイウ選手に代えて荒木選手
後半33分に梅木選手に代え武田選手
後半46分に真瀬選手に代え安野選手
鎌田選手に代え風の影響と相手のパワープレイに備えてこの日は奥山選手ではなくマテウスモラエス選手を投入
危ないチャンスも見られず見事逃げ切り成功
今節で4月開催の試合は終了
開幕からの数試合は不用意な失点が続いたことから2-3で敗れた磐田戦以降個人的に”春の蹴球安全運動”を展開していた事もあり以下に総括したい
第7節以降6試合で失点2
<春の蹴球安全運動重点項目と振り返り>
重点項目(1)こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践 (新入団選手との連携を深め、正しいチーム戦術の浸透と攻撃スペースの確保、正しい守備の実践)
◎宮崎選手、荒木選手と前線の起点、衛星となり相手をかき回す動きとボランチ陣の攻守の展開
重点項目(2)歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進(守備意識の優先と攻撃時のリスク管理、正しいシュート、正確なクロスの促進)
△守備意識を優先した自陣での事故ゼロ、但し相手ゴール前での、正しいシュート、正確なクロスに課題あり
重点項目(3)自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底
(ゴールエリアでの不用意なファールの回避と審判への感度向上の徹底)
△ルール上での勝負に違反は禁物、期間中6試合でベガルタのカードは8枚、相手チームは計6枚(クリーンなプレーに努めましょう)
と言うことで、少々のルール違反があったものの自陣での大きな事故なく新入生(新入団選手)との連携も良く勝ち点を積み重ねられた事は◎大変良く出来ました
この日はGWの関東開催と言う事もあり、ビジター席は満員
関東圏の応援は任せてくれとばかりの熱量
(自衛隊の組織編制にあやかってベガルタ仙台関東方面隊と勝手に命名)
TV越しからでもその熱量は十二分に伝わっていた

次節からホーム2連戦
いらかの波と雲の波 さかまく波を乗り越えて
5月のスタート迷わず進め
FORZA 仙台
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