黄金蹴間&∞(無限大)

サッカー
勝ちました

2025明治安田J2
第14節 藤枝MYFC
2025.5.6 TUE 13:03 KICKOFF
キューアンドエースタジアムみやぎ

2-1ベガルタ仙台

先生「仙台君ちょっと良いかな」
仙台「はい」
先生「君はプレーオフ高校が希望だったね」
仙台「はい」
先生「先生はこのGWの君の頑張りで、J2優勝高校目指せると思ってるんだがどうだい?仙台君」
仙台「先生有難うございます でも、油断は禁物なのでまずは秋までしっかり実力を落とさないよう頑張ります そして本当に自分の実力がついたと思ったらちゃんと志望校変更して挑戦させていただきます」
なんとも謙虚な仙台君
そんな謙虚な君を我々保護者(サポーター)はしっかり後押し、応援させていただきますよ‼

GWの連戦
ブログを書いていて痛感
試合が来るのがとにかく早い
90分戦う選手の皆さんは体のケアと体調管理が本当に大変だと思う

と言うことで本日の藤枝戦
藤枝は超攻撃的サッカーを志向
肉を切らせて骨を断つ、若しくは撃ち合い上等のオラオラサッカー
GKも含めたコンパクトな陣形&パス回しで、守備を削ってでも攻撃に人数をかけ相手ゴールに果敢に挑む
今シーズンはこれまで4勝3分け6敗と負けが先行しているものの仙台とは過去2勝2分けと相性が良い

仙台はスリーバックとの相性が悪く、昨年はホームで矢村選手(現新潟)に見事なゴールを決められた
これまでの戦いぶりが本物かどうかも含め、本日はスリーバックとの相性の改善、前節奪った複数得点の再現性、連戦で選手の疲労を考慮したベンチ采配等が見どころか
苦手な相手を克服し、これから続く大宮、千葉との上位決戦の足掛かりを築いていきたいところ

今日は生憎の雨模様だが、自分自身前節参戦できなかったお詫びもかねて今日は槍が降っても(そもそもそんな状況なら試合は中止だが)参戦と言うことで本日は4月上旬並みの気温の中、現地で応援

仙台のスターティングラインナップは
GKは林選手
DFは右から高田、井上、マテウス、ジェラードン(と呼ばれているらしい)石井選手
そしてこの日指揮官が選んだボランチの組み合わせは工藤、松井選手の守と守の組み合わせ
超攻撃的な藤枝に対し、しっかり守るぞのメッセージか?
ボランチの組み合わせだけで多彩な色を魅せる仙台(1ワクワク
サイドハーフは左にオナイウ、右に真瀬選手(真瀬選手の真瀬選手たる活躍の期待に2ワクワク
FWは宮崎、荒木選手の駒大コンビ(前節待望の得点を上げた荒木選手に3ワクワク

石井、マテウス、工藤選手の試合への入りに4ワクワク
仙台が超攻撃的藤枝にどのように挑むのか?計5ワクワクで試合開始を迎える

春冷えに負けないよう応援もボルテージを上げる

開始早々、主導権を握ったのは藤枝
縦にコンパクト、横に両ウィングが広く陣形を作り、ウィングを経由して縦に速い攻撃を次々に展開
仙台はボールの奪いどころがはっきりせずなかなかボール保持までいかない
6割から7割の割合で相手にボールを握られ幾度とゴール前まで侵入を許す

相手には怪我明けの元仙台の松下選手もおり、中盤で相手を翻弄するパス回しの出来る彼の技術は藤枝のチーム戦術にフィットしているように見え、同時に仙台を翻弄

しかし23分左サイドで相手が前がかりになったところを松井選手がバランスを崩しながら奪取、すると松井選手の後方からすばやく荒木選手がフォローし、左サイドに流れた宮崎選手へパスをつなぐ
宮崎選手はゴール前に侵入した真瀬選手へパス
真瀬選手はそのボールを態勢を崩し納めそこないつつ、右に見える高田選手へなんとかパスを出す

ここで出たのは 高田キャノン

昨年の鹿児島戦を彷彿とさせる力みのない高田選手の豪快ミドルが藤枝のゴールを切り裂く
(後で映像を見たが相手GKが触っていたのはあっぱれ)

1-0仙台先制

今シーズン仙台の先制した試合では負けがない=本日の勝利確定か?

試合はそんな余裕をかますどころか、その後も主導権は超攻撃的サッカーの藤枝が握り、仙台は自陣で相手ボールを奪ったタイミングでカウンターをしかけるという構図が続く

後で新聞記事を確認すると、仙台は途中でボールを奪いにいく戦略を変更したとのこと
前半は終始藤枝が仙台陣内に押し込むも1-0で試合は仙台リード

後半に入ると49分仙台にこの日二度目の歓喜が訪れる
左サイドからかけあがった石井選手が入れたクロスを(明らかに宮崎選手を狙ったが、奥に流れた)真瀬選手がゴール右わきでスライディングで納め、ゴール中央へ浮き球を送る
するとここには神出鬼没の荒木選手が待ち受け、ヘッドで難なく相手ゴールにボールを押し込む
荒木選手は前節のゴールで呪縛が解けたかのように二試合連続のゴール

2-0

この後もボール保持は4対6若しくは3対7で藤枝がその後も果敢に仙台のゴールエリアを脅かす
(仙台の得点4分後に相手のヘディングゴールが決まり2-1)
前半の状況から相手にボールをもたせたカウンター狙いに切り替えた仙台は我慢が続く

仙台の交代選手は
57分 オナイウ選手に代えて郷家選手、宮崎選手に代えて梅木選手
前線をフレッシュな選手に代え
驚愕は71分に高田選手に代えて武田選手、荒木選手に代えて鎌田選手
この時点で開幕前は仙台のボランチは誰と誰が最適か?などと言う話題が明後日の方向に吹っ飛ぶ本来の本職ボランチ4枚そろい踏み
組み合わせ∞(無限大)となるのである

もう自分自身6ワクワクなのか7ワクワクなのかワクワク湧くなのかわからない状態のまま仙台の選手達が終盤を迎え最後の締めは88分に松井選手に代えて實藤選手の強靭5バック

見事相手に同点弾を許さず、サイドバックの石井選手などは相手ゴール前にボールを持ち込みながらライン際で時間を使い相手をやきもちさせる大人な対応

チームとしての明確な意思伝達と、誰がピッチに入ってもそれを表現できる総合力の高さ・成長を見ることが出来た

ピー―ー 
2-1 仙台勝利

後半の仙台はいつもの真瀬劇場(ゴールチャンスの逃し方が真瀬選手らしい)も見せつつ、結果をみればゴールは真瀬選手2アシスト(本当に不思議で唯一無二な選手)
梅木選手も今まではゴール前で漂っていた感があったが、ここ数試合はしっかりボールを呼びチャンスに絡むことが出来ている
相手に終始主導権を握られながらも、藤枝に初勝利
課題も残しつつ勝利を収める事が出来たのが昨年からの成長ととらえたい

一方の藤枝
GKも含めたピッチ上11人での横にワイド縦にコンパクトなサッカーは見ていてとても脅威を感じるものだった
須藤監督が手数をかけたサッカーをやっているのでミスは出ると思うが、許されるレベルではないと激高しつつ、ボールを奪われた際のカウンターのリスクは考慮の上だとはっきり断言しているように、あのチームスタイルを継続している藤枝は尊敬に値するしゴール前での精度が高ければ間違いなくうちがやられていた

今シーズンの仙台戦後「勝ちよりも価値がある」と語ったフィジカルサッカーの秋田の吉田監督
今節
超攻撃的サッカーを演じた藤枝須藤監督と本当にサッカーに対し真摯に向き合い、それでいてサッカー哲学が男前である

こんな個性的な指揮官がいるJ2リーグはやはり気を抜いたらすぐさまやられる沼なのだ

そんなリーグの中でPASSIONを掲げ果敢に挑む若鷲達の成長を見られることがなんと幸せな事か                                             シーズン終了まで、我々も気を引き締めてしっかりチーム、選手を後押しして行きたい

次回予告
さいたまで浦和でないほうのあっちのチームをやっつけよう‼

FORZA仙台

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