本日の試合結果
2025明治安田J2
第31節 北海道コンサドーレ札幌
2025.9.27 SAT 14:04 KICKOFF
大和ハウスプレミストドーム
北海道コンサドーレ札幌 0-3ベガルタ仙台
札幌の街とチーム
札幌には30代半ばの頃、仕事で約1年滞在していた事があった
おもてなしの土地柄、旅行客及び内地の人にとても優しい そして以外と東北出身の方も多い
冬の寒さは厳しいけれど、人があったかく、食べ物がすこぶるうまい 大好きな土地の一つ 今日の対戦相手はその札幌 昨年までJ1のチームであり、監督が変わり前節はベガルタの天敵徳島を2-1で粉砕と今の勢いは侮れないチーム ベガルタ仙台は前節山形戦で魅せた運動量で相手を圧倒するような戦い方が継続できるかがカギとなる
本日のスタメン
GKは前節に続き堀田選手、DFは右から真瀬、井上、菅田、奥山選手 ボランチは鎌田、松井選手の組み合わせ、SHは右が今節は山内選手、左が相良選手、FWは宮崎選手、郷家選手の組み合わせ GKの林選手は今節もベンチ外、前節とんでもない運動量を見せてくれた荒木選手もベンチ外と何かアクシデントがあったのかと思わせる今日の先発メンバー、サブには山形とのトレーニングマッチで結果を残した安野選手と湯谷選手が入っており、その辺のチームの底上げ、控え選手のモチベーションUP等チームとしての成長を感じる事が出来るオーダー(。。。グスタボ選手はこの時期にもベンチ外なのは少し寂しいものもありますが) 本日の右SHを任された山内選手は初先発と言うことで、都会から来た転校生が1時間目からの体育の授業で度肝を抜くような活躍を見せてくれるか?ボックス近くでどのようなアイディアを見せてくれるか期待増幅の状況で試合に突入
前半戦
今日の舞台(ピッチ)はドームのサッカー場 初めての選手はボールの伸びや天井を見上げた際の距離感、キックを蹴った際の時間軸が微妙に違ったりとプロならではの繊細な部分に違いを感じるとのこと 自分の初観戦のドーム(前述の長期出張していた頃)の感想は体育館 入りは良い感じ、お互い様子を見ながらの展開だが、選手の動き出しや、運動量等は前節と変わらずベガルタの選手がピッチで躍動しているように感じる
対する札幌は、流石昨年までのJ1チーム、ACミランを彷彿させる赤黒のユニフォーでタレントはそれなりに揃っていて、ボランチの高嶺選手やFWのスパチョーク選手等一瞬のプレーに危険なにおいを醸し出している しかし過剰なリスペクトは不要、今日も仙台のマンツーマンディフェンスが機能している
なんとなくベガルタが押し気味に進めているかなと感じながら、お互いの我慢比べが続く
35分にベガルタコーナーキック獲得 ここは山内選手が右足で入れるが相手にクリアされ得点ならず
すると39分、今度は相手エリア右サイドでベガルタがフリーキック獲得
これを山内選手がキックで左サイドを駆け上がった奥山選手へ送ると、右サイドで相良選手→宮﨑選手と繋いで最後は宮崎選手がつぶれ役になり、相良選手へリターン フリーになった相良選手は冷静に相手ゴール右隅へパスのように流し込むお得意のコントロールシュート
ラン・ラ~ララ・ランランラン♪(ナウシカァ)
0-1ベガルタ先制(相楽選手の相良ゾーンその2確立‼)
そして前半追加タイムの46分
宮﨑選手がゴール前で相手選手に倒されフリーキック獲得 これを山内、鎌田選手が相談の末キッカー決定 TV観戦だったが、確かに何やら二人でコミュニケーションをとっている ごにょごにょ(山内選手が蹴るのバレバレですが)

そして蹴ったのは予想通り山内選手
ゴール中央やや右30メートル位の大外から巻くようなキックがゴール前右隅サイドネットにズザッツ ・・・ん?ボールが外にこぼれないぞっ えっ? えっ? えっ?
決まってる?
決まる?
決まったぁ~!!!!!!!!!!!

山内選手のシュート この日の山内選手の足元を改めてみてみると 地下足袋?ビジネスシューズ?足元はサラリーマンばりの漆黒の黒、テーピングも黒で統一 ザ・硬派
飛び道具炸裂 聞けばゼビオのアンバサダー中西哲生さんと練習した形だったそう インタビューにクールに答える転校生はまさにスナイパーはビジネスマン(転校生でビジネスマンは矛盾だらけだけど(謝))
後半戦
51分に再度ビジネスマン山内選手のフリーキック 65分にはこの試合でイエローカードをもらっている奥山選手に代え後方の彗星石尾選手、山内選手に代えキャノン砲を携えている高田選手が投入される 山内選手は交代に不服そうな表情を見せるが、プロである以上このくらいのエゴは必要
そして、代わりに入った選手達も躍動、68分奥山選手に代わって入った石尾選手が後方からドリブルで持ち込みシュートを放ちポスト直撃(惜しかったぁ) 80分には宮崎選手に代えエロン選手、相良選手に代え中田選手と前線にフレッシュな選手を投入し更に札幌に攻撃の圧をかける(なんて幸せ)
運動量でも相手を上回るこの日の仙台はすると82分、ペナルティエリア手前から鎌田選手が出したパスに後ろから彗星の如く現れた石尾選手 前がかりになった札幌の左前方に出来た広大な十勝平野をベガルタの若き黄金の彗星が駆ける そして右足で綺麗に相手ゴール下に流す
はて~しぃない~ おおぞらとぉ~ ひろいだいちのぉぉ~ そのぉ~なかぁでぇ~
もう気分は広大な大地に立って歌う松山千春さん状態(ゴメンナサイ)
ゴーーーーーーーーーーーーーーールぅ
相手に隙を与えずこのまま0-3で試合終了 前節の再現のような相良選手の先制ゴール、飛び道具での追加点、ダメ押しのショートカウンターとこの日はいつになくドキドキ感がなさすぎるほどの仙台 嬉しいのは確実だが、完勝にも複雑な気持ちになる自分 これもTHIS IS VEGLTA
雑感
①相良選手の躍動 相良選手は左サイドで対策されると今まで手づまりの状況だったが、自分がキーになるプレーと歯車になるプレー、そのための運動量が目に見えて進化している そして昨年までのゴール左45度からの相良ゾーンに加え、今シーズンはボックス内でのふわっと流すコントロールシュート 相良ゾーン2 が確立された
②賑やかな右サイド 真瀬選手、山内選手、高田選手が構成する右サイドはとにかく賑やか、相手ポケットに侵入する真瀬選手、そして真瀬選手を中心とした右サイドの活性化は相手チームの脅威である(時に喜劇、時にシリアス、時に脱力、時に歓喜)と喜怒哀楽の全てが詰まったベガルタ仙台の右サイド 素敵‼(笑)
③監督の毛量 試合後の帽子を取ってインタビューを受ける森山監督 引き分けの試合でも勝った試合でも淡々とゲームを振り返り我々サポーターへの感謝の言葉を忘れない とんでもない苦労と比例して毎回薄くなっているような頭の毛量を見ると自分の姿(髪の毛の方)も重ねて悲哀を感じてしまう 頑張れ森山監督‼(あれは汗かいてるから、毛量少ないようにみえるだけですよねっねっねっ‼)
次節、前線に豊富なタレントをそろえる大宮
熾烈な昇格争いは続く
FORZA仙台
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