本日の試合結果
2025明治安田J2
第37節 ブラウブリッツ秋田
2025.11.23 SUN 14:03 KICKOFF
ソユースタジアム
0-0 ブラウブリッツ秋田
秋田にて
仕事がら1年に1回以上東北各地の主要都市をまわる
どの街も駅前がシャッター街化し、夕方はめっきり人出が減る
人口減の影響もあり街の勢いが感じられず寂しい限り
※余談:山形の新庄市に行った際、モンテのアゥエー試合を新庄駅に併設されたホールで実施されているのには企業努力を感じました!
秋田市も同様に駅前でも夜19時を過ぎるとめっきり人出が少なくなる ところが、、、である
「県庁所在地なのになぁ」と思いながら同僚と夕食のため駅前の居酒屋を探す
とりあえず入ってみようかと店のドアを開けると
「ごめんなさい 満席です」と店員さん お店の中は熱気むんむん 賑わいMAX 「えっ?」と私と同僚 外に目を向ける
・・・シーン
ドアを開ける
熱気 むんむん 楽しさMAX
ドアを閉め外に目をやる
・・・シーン(人出なし)
外の景色とドアを挟んだ居酒屋の景色 ちょっとしたタイムスリップ感を味わうこととなった
その後駅前の店で3件同様の事を繰り返し、4件目でやっと夕食にたどり着くことが出来た。
おそるべし秋田
酒飲みの(人も酒の種類も)宝庫 秋田
これまたおそるべし
また、最近の出張では宿が飲み屋街の川反にあったため、川端にある日本酒居酒屋に行ってみた その店では、ウクライナ出身のバイト君に自席の担当をしていただいた
なんでも秋田(日本)に来て2年 彼は日本語ペラペラな上に、秋田の地酒の解説を私達にしてくれた ウクライナ人に秋田の地酒の解説をしてもらう生粋の東北人の自分 なんかとても申し訳ない気分になった(笑)
自分達が仙台から来たと言うと「仙台良いところですよね 都会と田舎、海と山が融合していて」と彼 なんでも秋田大に留学し夜は居酒屋でバイトしているとの事だったが、将来の自分、家族のために今頑張って異国で勉強、努力している彼を見た時、人間って頑張れば何でもできるんだなと異国の彼に教えられるとともに感心しながら、気付けば背筋をピンと伸ばして日本酒を飲んでいる
自分がいた(彼は背は高くないけどイケメンでした)
そう日々の努力、積み上げに嘘偽りはなく必ず肥しになっていくのだ
前置きが長くなったが、そんな秋田での話
本日の秋田戦、自分は用事があり山形の地でのダゾーン観戦となる
本日の試合
スターティングメンバー
GKは林選手
DFは右から高田、井上、菅田、そして今日はレッドカードによる2試合出場停止明けの石尾選手
ボランチに武田、鎌田の攻撃コンビ
両SHは荒木、相良選手
FWはこのところの組み合わせとなっている宮崎、郷家選手
そしてリザーブにはこの日南選手が名を連ねていた
前半の戦い
11月下旬の秋田は流石に寒そうだが、加えてこの日は晴れ間あり、小雨あり、土砂降りありの安定しない空模様でさらに寒さも厳しさを増しそうな感じ それでも多くのベガサポがスタジアムを席捲してくれている
この試合は久々の相手4-4-2の布陣でミラーゲーム
予想通り秋田は前線に放り込んでくるポン蹴りフィジカルサッカー
ベガルタは、地上戦に持ち込み相手が放り込んだところを自陣から奪ってカウンターを仕掛けたいところ 前半は右サイドバックの高田選手が相手の侵入を防ぎ、高い位置で左への攻撃の変化を創出 この日は相良選手がキレキレで幾度となくチャンスに絡む
前半21分、22分、27分と相良自身が持ち込んでシュート、起点になってシュートまでいくが相手GKの山田選手にセーブされる(山田選手と言えば昨年梅木選手のPKセーブの印象が強くいやな予感) そして前半30分には左コーナーから井上選手がゴール前に絶妙のすらしヘッドを流すが、これも相手GK山田選手が右手1本でセーブ その後も押し気味に攻める仙台は36分に左サイドから宮崎選手が中央で荒木選手に落としたボールをシュートするがこれまた山田選手の正面で得点ならず
前半幾度となくゴール前でチャンスを作った仙台だが相手ゴールをこじ開ける事は出来なかった
後半の戦い
縦ポンと前半のベガルタの攻勢で疲労を蓄積させた秋田は後半にバテるかと予想していたが、吉田監督は後半12分、27分とフレッシュな選手を入れて活性化を図ってくる
前半良いようにやられていた相良選手にはピタリと二人がマークに入り、前半のような自由をあたえてもらえない
秋田は愚直なまでの縦ポンサッカーで何故かベガルタは相手にポン蹴りで付き合っている状態
選手の疲労もありサイドチェンジのパスの精度が悪くボールがつながらなくなってくる
そんなベガルタだが後半30分に石尾選手に代えて真瀬選手、雨が時折強く降りしきる後半36分にはFW宮崎選手に代えて高さのある中田選手と後半はピタリとマークされてなかなか思い通りのプレーが出来なかった相良選手に代え南選手を投入
南選手はリーグ戦初出場となった
するとその3分後相手ペナルティエリア内の真瀬選手からパスをもらった南選手が相手ペナルティエリア手前から果敢にゴールを狙うシュート
これは相手選手にブロックされ得点ならず
後半43分には荒木選手にかえ心選手を投入し追加タイム5分も含め相手ゴールに攻め入るが、秋田もGK山田選手を中心に全員が体を張った守りを展開
最後までお互いゴールを割る事は出来なかった
ブラウブリッツ秋田 0-0 ベガルタ仙台
積み上げたもの
試合を終えて
2025シーズンのJ2リーグは残り1試合の状況で、優勝チーム及び自動昇格チームすら決まらない
自動昇格の可能性のあるチームは
長崎
水戸
千葉
徳島の4チーム
そして今日の試合結果で残念ながら仙台の今シーズンの自動昇格の可能性は消滅
プレーオフ争いは上記の4チームの内自動昇格できなかった2チームに加え
大宮、仙台、磐田3チーム
現実的な勝ち点、得失点差を考慮すれば大宮、仙台、磐田の内から1チームがプレーオフ圏外となるまさにウルトラ沼な魔境のJ2
しかし、この状況が1年間シーズンを通じてそれぞれのチームが積み上げたもの
秋田のホーム最高入場者数 13、172人
秋田の勝点1(シーズン合計43)
ベガサポのアゥエージャク(推定5千人以上)
仙台の勝点1(シーズン合計61)
南選手のリーグ戦初出場
全てはこれまでの軌跡から繋がるもの
軌跡はその積み重ねにより時に奇跡を呼ぶ
ベガルタ仙台はこれまで何度も選手とサポーターでそれを体現してきた そう言う意味で本日のベガルタ仙台の引き分けは奇跡は起こらなかった訳だが、南選手の初出場はこれまでの積み重ねそのものが勝ち取った結果だったのだと思う
あのシーンでは相手をかわすことも出来たかもしれないと試合後の南選手談 リーグ戦に出場し試合でしか感じ取れない何かを彼はしっかり次に結び付けようとしていた 期待しかないドリブラーの初出場

2025年度のJ2リーグも残すところあと1試合 スペクタクルな超攻撃的サッカーを指向する藤枝はここ数試合J2に残留するためなりふり構わない守備的サッカーを繰り広げた 周囲の批判をよそにプライドをかなぐり捨ててJ2に残ってこそ、自分達のやりたいサッカーが今後も出来るとの監督の英断
秋田は一年間を通じポン蹴り、フィジカルサッカーと言う吉田監督のフィロソフィーを選手達がピッチで体現
J2と言う舞台は一癖も二癖もあるチームの群雄割拠
ベガルタ仙台の強みは守りと今シーズン言われてきたが、いよいよ次節は勝つしか道は残されていない
即ち自分達の強み”負けないサッカー”だけでは生き残れない状況となった
森山監督の下、最終節選手達はどのような戦いを見せてくれるのか
土俵際で踏ん張る選手を後押しせずにはいられない

人生なんか上手くいかないほうが多いんだよ
でもね、諦めたらそこで終わりなんだ
だから今日も応援するよ
俺等の後押しで少しでも好転するように
そう、俺らは何時でもそこに立ってるさ!

プレーオフに向けて終わりが始まり
次節2025年度ホーム最終戦 対いわきFCにむけて
FOZA仙台
ブログランキングに参加しています この記事を気に入っていただけたらポチっとお願いいたします

ベガルタ仙台ランキング
<広告> VEGAPEPEはベガルタ仙台の公式スポンサーアイリスオオヤマさんを応援しています 良かったらショップを覗いてみてください Amazonアイリスプラザはこちらから
,楽天アイリスプラザはこちら ![]()
![]()
![]()

コメント