熱戦のMLBワールドシーリーズ最終戦
連日熱戦が繰り広げられているMLBのワールドシリーズ ドジャース対ブルージェイズ 奇しくも青と青の戦い
カナダと名取と閖上
数日前、新聞で万博のカナダパビリオンのCANADAのロゴが名取市に寄贈されると言う内容を読んだ 名取とカナダ???どんな関係があるんだろと記事を読むと名取市とカナダは震災前から中学生の交流があり、また震災後はカナダ政府が復興支援として名取市の閖上朝市にあるメイプル館を整備してくれたとの事 閖上朝市にあるメイプル館は知っていたが「なぜにメイプル?」ぐらいの感覚で特に自分自身調べもしなかったがなるほどそんな事があったのか
偶然行くと決めていた閖上朝市(11月2日)
偶然にも3連休のなか日、11月2日 日曜日に朝活で家族と閖上朝市に行くことを決めていた
震災の復旧、復興活動には自分も大きく関わって来たのだが、とりわけ閖上には深い思い出がある 震災後に東京から仙台へ支援に入り(当時仙台から東京に単身赴任中だった事もあり仙台支援には先発隊でかかわる事が出来た)、閖上にある設備を先遣隊で見る事になったのだが、高速の降り口にはそこそこの大きさの魚船が鎮座(津波で流されてきた)しており、目的の場所まで行くことすら大変な状況であった そういう事を考えると今は震災から14年が経ち、閖上の街も地元の頑張りと全国及び世界からの支援のおかげて見違えて素晴らしい地域となっている 定期的に震災を忘れないよう被災地とその復興支援で整備された場所を見て感謝を忘れないようにしよう 等と思っているかは別として本日の朝活で家族と訪れた閖上朝市
予想を上回る規模と内容
あまり事前情報を入れずに訪れたのだが、魚、野菜、中華、和、インド、カフェ等々の活気あるお店の数々とお客さんの多さで、結論から言うと想像していたものより数倍規模が大きく、お店の内容が充実、市場での買い物と言うだけでなく屋台のバリエーション含め素晴らしいものだった
そして、この日は前述の万博カナダ館のロゴ受け渡しのセレモニーが開催されており、地元名取のブルージェイズの帽子を被ったおじさんや異国のおじさんやおばさんが多くさしずめリトルカナダの状況だった

今に感謝
この名取の閖上朝市の設備、賑わい、そしてメイプル館を支援したカナダとのつながりで今日を迎えている事、閖上市場の係りの方がカナダ国旗のミニチュア版をお客さんに渡している光景などをみると本当にカナダの皆さんに「感謝しか出てこない」と言うファンモン的な思いになってしまった
Let’s Go ブルージェイズ
さて、冒頭のMLBワールドシリーズであるが、自分は当然のことながら大谷、山本、佐々木選手が所属するドジャースの応援側であったが、今日の一連のカナダとの関わり、恩恵を見てしまったので、もうすでにココロはナイアガラの滝、目はうっとりトロント、食パンにメイプルシロップ状態なのである カナダに感謝し閖上朝市を堪能し家についたのは11時、まだMLBは試合の真っ只中、大谷がスリーランを打たれた時点ではまだ心はドジャースだったが、今は既にLet’s Goブルージェイズである 試合は3-1で7回までリードしていたが8回、9回にドジャース側のホームラン、延長でも相手にホームラン そして最後はドジャースの山本投手が前日の登板から連投となるが見事な投球でブルージェイズを抑え優勝&MVP獲得
7回ラッキーセブンのブルージェイズ攻撃前のロージャスセンターで繰り広げられる応援の風景は牧歌的でもあり、野球を心底楽しんでいるカナダ人気質を感じることが出来、閖上で感じて来たカナダへの思いも重なり、なんとも幸せな時間であった
1番バッターのアーニー・クレメント選手のアグレッシブさに魅了され、シェーン・ビーバー投手は最後打たれてしまったが獅子奮迅の活躍、そして元MLB選手の父にシルバーリングをつけさせてあげると約束していたゲ-ロJR選手の8回に山本選手から放った内角打ちの技巧と、父に約束を果たせなかった試合後の号泣
ブルージェイズは負けてしまったが、自分の中でごひいきのMLBチームが本日誕生した記念日となった
2025年度のMLBワールドシリーズは球史に残る素晴らしい試合の連続
カナダの皆さんありがとう ありがとうブルージェイズ

そしてこれからもLet’s Go ブルージェイズ!!

ブログランキングに参加しています この記事を記事を気に入っていただけたらポチっとお願いいたします
にほんブログ村


コメント