「タンクの中から『ちょろちょろ…』と微かに水が流れる音がする…」
我が家のTOTO製トイレ(品番:SH381BA)で発生した水漏れトラブル。結果から言うと、いくつかの遠回りをしながらも無事にDIYで修理完了
今回は、原因特定までいくつかの経過をたどったので購入したパーツも含め、修理の経過を時系列で詳しく紹介したいと思う。同じ型番で、同様の症状が出た方は自分で修理できますのでぜひ参考にしてみてください。

現場の症状:タンク内からの「ちょろちょろ音」
我が家のトイレは設置から約20年経過 先日トイレを流した後、一旦水が止まった後に聞こえてくるタンクの「ちょろちょろ…」という音。浮き球がどこかに引っかかっている時の排水が止まらない「じょろじょろ」と言う大きな音ではなく、もっと密かに、でも絶え間なく鳴っている。
「これは単なる浮き球の引っかかりではないな…」と推測し、さっそくタンクの蓋を開けてみた。
(※タンク内部の仕組み:上が給水用の「ボールタップ・ダイヤフラム」、下が排水用の「排水弁・パッキン」です)
原因にたどり着くまで(時系列)
【ステップ1】ダイヤフラムの交換
この型式のトイレは給水制御にダイヤフラムと言う部品が使われている。ダイヤフラムとは薄いゴム製の膜状部品で、従来の浮き球をテコの原理で操作する方式に比べ、水圧の影響を受けにくく、水切れが良いのが特徴。
タンクの蓋を開けてみると、このダイヤフラムから水がちょろちょろ流れているのを確認。「まずは経年劣化を疑うべきか」ということで、速攻で新品のダイヤフラムの適合品をホームセンターで購入し交換してみた。
【購入したパーツ】
- ダイヤフラム(HH11113)

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サクッと交換を終え、「これで一安心!」と思ったのも束の間……。
一時的に音が消えたように思ったが、しばらくするとまたしても「ちょろちょろ…」と再発。
【ステップ2】浮き球調整 & 浮玉レバー交換
「まだダイヤフラムから水が漏れているっぽい?」と思い、ダイヤフラムは交換したばかりなので、今度は浮き球を少し上げてみるとダイヤフラムへの圧力は高まり水は止まる。という事で浮き球レバーをせっかくなので新品に交換し、浮き球を圧力がかかるように気持ち水位を上にセット。
【購入したパーツ】
- 浮玉レバー 補修部品(TOTO HH07025R)

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……一旦改善されたかに思えたが、結果は変わらず再発。
【ステップ3】排水弁パッキンの交換(★最終決着!)
ここで原因はダイヤフラム部以外に原因があるのではないかと、推測 目視でタンクの真上から見た感じでは壊れているような部位は見当たらない。
もしやと思い排水弁のゴムパッキンの劣化を疑う。排水弁のユニットは真っすぐ引き上げる事で取り外せる。すると予想通り大側、小側のゴムパッキンが凄まじく劣化。

このゴムパッキンの隙間からトイレを流した後に少しずつ水が漏れ、いつまでたっても水が上限に達していないと判断した機構(ダイヤフラム)側も水を流していたと言う訳。最初から排水弁のパッキンを確認すれば良かったかもしれないが、ダイヤフラムからの「ちょろちょろ…」音が初期症状だったので正直非常にわかりにくかった。(と、いう事で今回のケースではダイヤフラムや浮玉レバーの交換は完全に不要な作業でした 泣)
【購入したパーツ】
- 排水弁パッキン部[大・小](HH11027)

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パッキンを新品に交換し今回のトラブルは……見事にちょろちょろ音がピタリと止まり完全決着
今回の修理で学んだ最大のポイント
今回の教訓はこれ。おそらくTOTOさんのこの製品特化の癖ではなかろうか
「ダイヤフラムから水漏れして見えても、原因が排水パッキンにある場合がある!」
- 排水弁パッキンが劣化してタンク底から便器へ水が少しずつ漏れ出る(トイレの水面みても気づかないレベル)
- タンクの水位が微少に下がる(これも気づかないレベル)
- 水位が下がった分を補うために、給水弁(ダイヤフラム)がわずかに開いて「ちょろちょろ」と給水し続けてしまう
一見「ダイヤフラムの不良」に見えていた症状は、「便器へ水が逃げ続けているせいで、ダイヤフラムがずっと働き続けていただけ」だったという事。
【まとめ】TOTO SH381BA 水漏れ修理で使った部品一覧
最後に、今回のDIY修理で実際に使用したパーツをまとめておきます。型番SH381BAをお使いの方は、参考にしてみてください。
| 交換箇所 | 品番・商品名 | 今回の修理での必要性 |
| 給水部 | ダイヤフラム(HH11113) | 消耗品のため交換して損なし |
| レバー | 浮玉レバー(HH07025R) | 今回は効果なし(交換不要だった) |
| 排水部 | 排水弁パッキン 大・小(HH11027) | ★今回の本質的な解決パーツ! |
水漏れ修理は「上(給水)」だけを見るのではなく、「下(排水)」も疑うのが解決への一番の近道ですね。同じ症状でお悩みの方の参考になれば幸いです!
それでは今日も良い一日を‼
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