ベガルタ仙台30周年記念企画
ベガルタの系譜＜第25回＞
中原 貴之選手 FW ＃29、9 2003～2005、2007～2014
元大洋の高木選手の母校山口の多々良学園（現在高川学園）から2003年ベガルタ仙台へ入団
2006年の新潟のレンタルを経て2007年にベガルタ仙台へ復帰
私の中での中原選手の忘れられない記憶
04年4月29日（木） 対アビスパ福岡戦 博多の森球技場
GW突入日、当日は仙台でFMラジオの実況中継を聴きながら応援
ベガルタ仙台は40分、58分と前後半に1点ずつ入れられ、劣勢の中、途中から中原選手を投入
すると61分、76分に彼の空中戦から放たれる打点の高いヘディング2発でなんと同点
最後は89分のシルビーニョの決勝弾まで飛びだして、2点ビハインドからの劇的な3－2の逆転勝ち
この試合内容と中原選手の活躍はラジオ観戦でありながら私の中で20年経っても忘れられない記憶となっている
和風で精悍な顔立ち、直毛で毛量（うらやましい）が多く、歌舞伎の連獅子を思わせる風貌
福岡陣内では、相手DFより体半分高い打点から歌舞伎の連獅子の如く頭を振り切ると見事ボールは
相手ゴールへ突き刺さる
ゴールシーンは見ていないが、ラジオ実況の興奮と常日頃彼から感じる印象を重ね自分の頭の中で
福岡で起こったそれを想像するには十分だった
仙台、その後の福岡で2度J1昇格を経験する等、怪我もありながら貴重な戦力として活躍
現在は仙台のコーチとなり、彼もまた仙台の系譜をつないでくれている
ベガルタ仙台の 千両役者（※） 中原貴之選手 有難うございました‼
FORZA 仙台
※：世間の喝采かつさいを博する，非凡で魅力的な人物。
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