Heart 気持ち 心 ベガルタ仙台対サガン鳥栖

サッカー
かったどーーー

本日の試合結果

2025明治安田J2
第34節 サガン鳥栖
2025.10.26 SUN 14:03 KICKOFF
ユアテックスタジアム仙台

3-2サガン鳥栖

ここから

「ここから5試合毎試合決勝戦」 この時期必ずベガルタ仙台関係者から出る言葉 そしてその決意を語った次の試合でコロッと負ける 所謂トーナメントなら1回戦敗退 今年のJ2リーグは例年になく混戦、本日の鳥栖戦前の段階でベガルタ仙台は7位だが、上位陣がラスト5試合でそれぞれ対戦し、つぶし合う事もあり他力本願ではあるが勝ち続ければ優勝及び自動昇格もあり得ると言う実はまだまだ希望が持てる幸せな状況 しかし、しかしである ダメな男に惹かれてしまう女性の如く、結構裏切られてきた我々ベガサポ そう、毎試合決勝戦前節の大分戦を相手10人の状況で勝てなかった状況を踏まえれば嫌な予感しかしないと言うのが正直なところ 天気は雨、何故か試合前から期待はしているのだが、今日の天候のようにどんよりしたものが心のどこかに潜んでいる感じがした

そう、明け方のユーチューブで見たAIの仙台対鳥栖のバーチャル戦 試合は仙台が1-3で負けていた事も起因していたかもしれない(縁起悪ぅ~)

本日のスターティングメンバ―

GKは林選手 DFは右から真瀬、菅田、井上、奥山選手、ボランチに攻めの鎌田、守りの工藤選手(蒼生選手は5月以来のスタメン)、SHは右に荒木選手、左に相良選手、FWはエロン選手、宮崎選手の重戦車コンビ 会場に集まったベガサポが持ち寄った夜なべ作戦応援フラッグは熱気をウェーブに代え元気玉としてピッチ上の選手に念を送る 本当に素晴らしい光景

前半

鳥栖はベガルタが苦手としているスリーバックで両SBが大きく広がってボールを受ける 雨のピッチコンディションを考えるとお互いどのような攻め方を選択するのかと考えたが、鳥栖の方がベガルタが食いつくタイミングで外と中をうまく使ってボールを差し込んでくるイメージ、ベガルタは相手右サイドの攻撃力をそぐため、右サイドにボールを集め真瀬選手、荒木選手で崩そうとするが、前線で時間をかけすぎるためブロックを作られなかなか前線に侵入できない すると今節も不可解な判定(審判批判はしないと心掛けていますが流れ上書きます) 前半31分ベガルタゴールエリア内でボールにトライした真瀬選手がファールを取られ(相手より先にボールに触っていた)PKを献上、これを鳥栖のイケメン西川選手に決められ0-1 その後、前半はお互い決め手なくそのまま終了

シュート数は6本:6本と互角だが、正直得点の匂いを感じさせない内容 AIのバーチャル対戦だとここから仙台が郷家選手のシュートで1点を返すものの、その後鳥栖に2点献上で万事窮すだったが、、、

後半

1点ビハインドの後半、仙台はさっそくエロン選手に代えて、郷家選手を投入し前線へのプレスの圧を強める作戦に出る しかし後半4分自陣右サイドゴールエリア手前の位置でファールを取られると、そのフリーキックを相手の見事なヘディングでGKノーチャンスのゴールを決められる

0-2 今日は諸々の事情で家族とDAZN観戦だったが皆がその瞬間   

得点の匂いを感じず、相手ゴール前で遅攻を繰り返す仙台 しかし、この時ピッチ上のある漢の悔しい顔がTVはとらえていた

弱り目に祟り目

勝利のためには、3点(この時点ではほぼ無理と思っていた)取らないと勝てなくなった仙台は後半14分に蒼生選手に代えて武田選手、奥山選手に代えて石尾選手を投入し相手前線への更なる侵入を試みる、、、、が、弱り目に祟り目(どんな目なんだろう?)2点をリードした鳥栖にうまくゲームコントロール、ボールコントロールを許し続けていた後半26分に自陣ゴール手前で石尾選手が相手の侵入に足をかけたと言うことで一発レッド

ベガルタ仙台0-2サガン鳥栖

ベガルタ仙台10人、サガン鳥栖11人

「ねぇねぇAI君? この状況でベガルタ仙台の勝つ確立って何%?」

AI「残り時間を教えてください」

私「20分位」

AI「サッカーは何があるかわかりません 応援しましょう」

ブちぎれてパソコンを投げつけたくなった しかし、DAZN解説の財前さんだけは「2-0が一番難しいと言われますからね」と冷静だった

Heart

後半33分悔しさを体中で表していた宮崎選手がついにやってくれた相手ペナルティエリアで郷家選手から渡されたパスを宮崎選手が右足のアウトサイドにかけて相手ゴール左隅に流し込む

ゴー―――――ル 1-2

「とにかくゴール前でボールが来たら足を振る」そういった決意が見えた魂のゴールだった

気持ち

こうなると10人のベガルタは少々のリスクを冒しても前線に圧をかける「殴り合い」を選択 後半35分に荒木選手にかえクロッサー石井選手、相良選手に代え高さのある中田選手を投入し、前線での圧を強めていく

そして、次に歓喜が訪れたのはまたも仙台の宮崎選手 鳥栖のペナルティエリア内で後ろ向きにパスを受けた宮崎選手は相手DFから遠い左足でボールを反転させると、振り向きざま右足を振る ボールは相手DFのディフレクションとなり、GKの飛んだ方向とは逆にまるで意思を持ったかのように今度は相手ゴール右隅に吸い込まれる

気持ちのボルテージMAX そうピッチ上の選手は誰もあきらめていなかった

2-2ベガルタ仙台同点‼

こころ

退場や怪我等もあり、追加タイムは9分を長い 勝利をあきらめない仙台は後半48分に痛んだ宮崎選手に代え、久々のベンチメンバーとなった心選手を投入

ピッチ上10人の選手を必死に応援するサポーター Heart、気持ち、心が一つになり遂にユアスタのピッチに眠る魔物を目覚めさせたのは後半54分

鎌田選手が必死にチャージして倒れながらつかんだボールを菅田選手にパス、菅田選手はすかさず後方の井上選手へ、そして前節出場停止だった井上選手は魂を込めて中田選手のサイズを考慮し浮き球のパスを中田選手へ、それを受けた中田選手は頭でゴール中央で相手を背負った状態の心選手へ絶妙のパスを送る 心選手は相手DFにガードされながらもスライディングしながらボールをゴールに流し込む 選手一人一人の点が線となり、つないだボールが今まさに相手ゴールへ向かう

一瞬の静寂

相手GKが右手をいっぱいに伸ばす

その瞬間、瞬間瞬間がコマ送りで我々の脳に映像が送り込まれる

ゴ―――――――――――――ーーーーーーーーーーーーール

ベガルタ仙台 3-2 遂に逆転

試合はそのまま仙台が逃げ切り0-2から10人での逆転勝ち

戦い終えて

AIの1-3の予想シミュレーションははずれ

AIの助言「頑張って応援してください」は正しかった

10人の相手には勝ち切る事が出来ずに

10人で相手には0-2から勝ってしまう

何が正しく

何が誤っているのか

プロサッカーではなく、学生サッカーのような試合展開ではあったが

一つだけ言えることは

あきらめなかった奴らの勝利

ユアスタの魔物を目覚めさせたのは選手の努力とサポーターの応援力

午前中のドジャース戦からはじまり、東日本大学女子駅伝、そしてベガルタ仙台の崖っぷちからの蘇り これだから応援はやめられない

FORZA仙台

興奮しているためイラスト等は後日UPします

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