9月に入り防災関係をいくつか取り上げた
はじめに
9月、防災の日にちなんで下記の記事を投稿してきたが、今回は非常食編を
①RELAXラジオ(おすすめ自分防災)、②自己防災(災害の備え:ポータブル電源は冷蔵庫を起点に、③もしもの備え(ポータブル冷蔵庫、ハードクーラーBOX)、④自己防災(持ち出しバッグ)
2011.3.11と非常食
3.11の震災時、仙台から東京に単身赴任していた自分は、ライフライン系の仕事をしていた関係で会社の後押しもあり、震災5日後には新潟、山形経由で仙台の支援に入る事が出来た その際、仲間から登山用の大きなリュックを準備してもらい、当時東京の事務所にあった非常食を目いっぱい詰め込んで、作業着に大きなリュック姿と、まるで疎開の中年(戦争経験していないのでイメージです)のような恰好で仙台を目指した 新潟へ向かう途中の新幹線では幾度となく緊急地震速報で新幹線が止まったり、速度を落としながら、新潟へつき、その日の内に日本海酒田経由で仙台を目指した 酒田で一泊し、高速バスで酒田~山形~仙台のルートで仙台入り 会社の前で家族に会い、少量の非常食を渡しそのまま会社へ 会社に入ると不眠不休でライフラインの復旧に携わっている前線部隊、後方支援、裏方と、当時この仕事に携わる高いリテラシーを持った仲間を本当に尊敬し、誇りに思った 自分が来たこっからは地元チームに少し休んでもらい俺ら支援部隊の出番だ的な挙動に見えたのかもしれないが、そんな覚悟もありながら東京から沢山持ってきた非常食を良かれと思って休憩室のテーブルにどうぞと言わんばかりに広げた この時のある仲間の発言がいまでも忘れられない 「いいなぁ~ 東京では非常食って言ってもこんな良いもん食ってるんだ」 私が入った当時の仙台の事務所には、乾パンと金平糖のセットがある程度で、そういう言葉が出てくるのも必然だったように思う 良かれと思って行動していると思っても、その状況や相手のおかれている立場を考える事は非常に大事だと教えられた気がした ちょっぴり悲しい思い出
水分補給の重要性
非常食を改めて考えた時に乾パンと金平糖の組み合わせはなるほどなと思った 乾パンはぼそぼそなので、食べやすくするためには水分が必要、水分がなければ唾液が重要な役割を果たす そして、その唾液の分泌にはなるほど金平糖が理にかなっている 当時の事を思い返すと災害時は無我夢中で復旧活動をしていた事もあるが、絶対的に水分をとる機会が少なくなる 自分だけでなく復旧に携わっていた仲間は一様に「うんこかて~(かたい) トイレきちー(きつい)」だった 現に震災時、水分補給の不足、同じ状態での長時間の避難所生活等で血栓等のエコノミー症候群が盛んに言われた通り非常時に水分補給がおろそかになるリスクは確実にあるのでやはり注意が必要だと思う
食べる、休む、眠る
当たり前の事だが、異常時の時こそ上記を心掛け大切にしたいものである
非常食のすすめ
今回の本題だが、自分が自宅用に非常食を準備したのは昨年 能登地震後だったが取り寄せまで数か月かかった 何を言いたいかと言うと、誰もが必要だと思うタイミングで準備しようとすると手に入らないと言うこと 現在はどこの企業でも無駄な在庫を抱えるような事はしないため、こういった類は平時に備えておくことがおすすめ、因みに政府などの防災知識などではあ3日分の食料と言うことで紹介されている 尚、別記事で述べた冷蔵庫ストック品との併用をすることで食事に関する備えは強化される事と思う
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余談
3.11の震災時復旧活動の合間に中華屋さんが開いた事もあり支援の仲間と昼食を取りに行った際の記事はこちらに書いた(ONE OPE2) あの時のワンオペ店主 今も元気かなぁ
本日も皆さんが一日無事に過ごせますように ご安全に‼
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