密集に咲く花(浅倉 廉選手)

サッカー
ようこそ仙台へ

それは突然に

2026年6月21日(日)サッカーW杯で日本がチュニジアを凌駕した日 仙台ではW杯の結果に加え、ベガルタ仙台の移籍報道で歓喜があがった その選手の名は 浅倉 廉(あさくら れん)選手

苦手意識の中で見せた輝き

藤枝には仙台がJ2に落ちた時から相対する事となるのだが、個人的に苦手意識をずっと感じていた その、嫌な感じを持たせられた張本人こそ、彼 敵ながら「うまいなぁ」と唸ってしまうような輝きをいつも見せつけられていた 

今回は、自分がこれまで感じた彼のピッチ上で放つ存在感と、その具体的な持ち味等を少しディープに記載してみたい

密集を無力化する技術

浅倉選手のプレーでまず目を引くのが、相手ディフェンダーに囲まれても慌てない「絶対的なキープ力」

  • 相手をいなす「間(ま)」の妙:                             スピードでぶっちぎるタイプではなく、独特のリズムとステップで相手の逆を突くのが抜群に上手い 相手が足を伸ばしてくる瞬間を見極め、吸い付くようなタッチでボールを動かすため、ファウルでしか止められないシーンも少なくない
  • 「懐の深さ」という盾:                                 体格的に170㎝前後と決して大きくはないが、相手とボールの間に巧みに体を入れ、自身の「懐」にボールを隠す技術に長けている これにより、フィジカル前面のJ2の一部チームの激しいプレッシャーの中でも時間が作れ、チーム全体の押し上げを可能に出来る

パススピードを操る「ピッチの幾何学者」

彼を単なる「ドリブラー」ではなく「司令塔」たらしめているのが、その卓越したパスセンスと視野の広さ

  • ライン間(相手のDFとMFの間)でのレシーブ:                      相手が一番嫌がる狭いスペースにスッと顔を出し、前を向く技術が秀逸
  • 「ラストパスの解像度(バードビュー)」の高さ:                             フォワードの足元にピタッと合わせるパスはもちろん、ディフェンスラインの裏へ落とすロブパスなど、キックの種類が非常に豊富 特筆すべきは、味方が次の次のプレーをしやすいように「パスの強弱(メッセージ)」をコントロールできる点 彼の足元から放たれるパスは、まるでピッチを上空から見下ろしているかのような正確さを持っている

“違い”を作る「戦術眼」と「意外性」

現代サッカーにおいては、ただ技術があるだけでは対策されてしまう しかし、浅倉選手にはそれを上回る「サッカーIQの高さ」が垣間見える

  • ゲームの流れを読む力:                                 「今はタメを作るべきか」「一気に縦へスピードアップすべきか」を瞬時に判断 彼がボールを持つことで、仙台の攻撃に明確な「テンポの変調(アクセント)」が生まれる
  • 予測不能なディレイと仕掛け:                              相手ディフェンダーが「パスだろう」と予測した瞬間にシュートを狙い、「縦に突破するだろう」と思った瞬間にヒールパスで味方を使う この「相手の予測の逆を突くこにくらしさと意外性」こそ、彼がピッチ上で君臨出来る所以である

共存と化学反応(chemistry)

ベガルタ仙台の中盤 どうなっちゃうんでしょう?(笑) 同じ匂いを持つ鎌田選手、テクニカルな武田選手、中盤の底で刈取り役の松井選手等々、ここに中島選手や岩渕選手もMFとして絡んできたら、、、サポーターとしては考えるだけで尿もれの一歩手前なのだ!!              この贅沢な布陣を森山監督の手腕がどのように磨きをかけ、2026~2027シーズン本番を迎えるのか? チーム内の競争がやがて協奏となり我々サポーターを狂騒させてくれる事を願って

浅倉廉選手 ベガルタ仙台で完全体への進化を果たす

もう彼から目が離せない

FORZA仙台

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