昔何かで読んだ話のデジャブである
金縛りにあったら鹿島大明神（※１）が魔除けになるので「カシマさん カシマさん」と唱えること
この話には落ちがあるが、全く同じ経験をした
そうか、金縛りにあった時、回避の方法はカシマさんと唱えれば良いんだ けれど、怖い思いをしてるとき咄嗟にカシマさんとは出ないだろうからなんか他の事に関連付けて覚えよう
カシマさん、、、かしまさん、、、かしまし娘（※２）
これだ‼
その日は突然やってきた
時刻は深夜二時過ぎ
体が動かない
意識ははっきりしている。
私の布団の上には黒い物体が鎮座している
なんとも言えない恐怖に襲われる
もう一度体を動かそうと思っても動かす事が出来ない
声も出せない
なんとも困った
そっそうだ 魔除けの言葉があったんだ
うーんとなんだっけ
姉妹で化粧がきつくて、着物姿の方がいる、、、
早く思い出せ 自分
頑張れ 自分
思い出した「にんまり‼」
私は心の中で思い切り目の前の黒い物体に念を送った
「コマドリさん コマドリさん」どうだぁ。。。
目の前の黒い物体は鎮座したままずっこける
あぁ消えてくれないぃ～～～
気が付くと朝を迎えていた
金縛りで私が唱えたのは、いつしか読んだ話のデジャブ
かしまし娘とコマドリ姉妹（※３）の区別がつかず窮地でコマドリ姉妹を思い出してしまったという落ち
昭和３０年代後半生まれの私には、やはりコマドリ姉妹とかしまし娘が同じカテゴリーの中なのである
そんな事を経験した以降、金縛りにはあっていないので案外「コマドリさん」は効くのかもしれない
皆さん‼
今日も頑張っていきましょう
でも頑張りすぎの疲れにはくれぐれもご注意を‼かなしばりにあっちゃうぞ～
昭和ノスタルジー
※１：鹿島大明神
「鹿島神社と関係がある」とする派生。この場合「カシマさん。助けてください」
と唱えることで脅威が去ることから「カシマさん」その怪異の天敵として人を助ける
側になると言う意
※２：かしまし娘
元松竹芸能所属の姉妹音曲漫才トリオ。1981年までトリオとして活動
※３：こまどり姉妹
１９３８年生まれの双子の演歌歌手
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