ベガルタ仙台の貴公子

ベガルタ仙台30周年記念企画　
ベガルタの系譜
＜第32回＞

千葉直樹　MF　＃29　1996～1998（B仙台）
　　　　　　　＃7　1999～2010

仙台の系譜にはシンゴ閥とナオキ閥が存在すると勝手に解釈している
シンゴ閥では
赤嶺慎吾選手
富田晋伍選手
兵藤慎剛選手
熊林親吾選手

ナオキ閥では
石川直樹選手
石原直樹選手
佐藤直樹選手※
佐藤直樹選手※
菅井直樹選手
千葉直樹選手

※過去佐藤直樹選手が1994～1996同時期に2名在籍しており、それぞれFW、GKとして活躍

今回はナオキ閥の中心であるミスターベガルタ仙台　千葉直樹選手をピックアップ

地元の東北学院を卒業後当時のB仙台に入団
以降ベガルタ仙台一筋にMF（時にセンターバック）として活躍

ボランチの千葉選手が上がった後にできる広大な仙台平野にはらはらドキドキしながら見ていた記憶だが私の中で鮮明に残っているのは以下のシーン

J2時台のベガルタ仙台ユアテックスタジアムでの最終戦
相手は4－4－2で守備が得意な横浜FC
（この時期の横浜FC戦は縦、縦、横、横、後と言うお互いのボール回しでサッカー観戦しながら眠くなると言うそんなチームスタイル）

昇格の望みが絶たれたベガルタ仙台のセレモニーがどうなるのかなぁなどと思いながら見ていると1－2で劣勢のまま終盤を迎える
最終戦も負けて、こりゃセレモニーも荒れるかな？と思い見ていると、終了間際前線に上がった千葉直樹選手の前にクロスが入る
その時の千葉直樹選手の首が四聖獣の北の玄武の首の如く「にゅいっ」と伸び見事なヘディングで相手ゴールを割り2－2の同点に追いつく
最終戦で引き分けと言うなんともベガルタらしい微妙な結果で最終戦の幕を閉じたのである

と言うことで自分の記憶を振り返るため、当時の記録を確かめたのだが最終戦での横浜戦も見当たらないし、千葉選手の最終戦でのゴールの記録も見つけられない
自分の目の前で「グンッ」と伸びた千葉直樹選手の首とそこから生まれたゴールはどの年度のどの試合だったのか？

そのイメージで千葉直樹選手を描こうと思ったが、現在の直樹さんの活躍の印象が濃すぎて
Mrベガルタ仙台　仙台の貴公子と言うことで現在の千葉直樹さんを書いてみました