小学1年生の時の国語の教科書で今でも私の中で印象に残る物語がある
一つは人種差別やらなにやらで絶版となってしまったちびくろサンボ
もうひとつは ちいさい白いにわとりという物語
ちいさい白いにわとりがどんな内容だったかもう一度確認したくなり光村図書出版さんを検索してみた
印象に残る方が一定数いたようで、幸いすぐに検索することができた
ちいさい白いにわとりとぶた、犬、猫が登場人物
にわとりが麦の種をまき、刈り取り、粉に挽きパンを焼き、パンを食べる
その過程でぶた、犬、猫に都度お誘いをかけるにわとり
種まき、刈り取り、粉ひき、パン焼きには誰も参加しない
いよいよパンを食べるときになり、皆一斉に「食べる」と言う流れのウクライナ民話
光村図書さんのコラムには
ぶた、犬、猫が「食べる」と言った後にわとりが何と答えたか?等が授業の狙いの一つとあった
小学校一年生の私には文部省さんや光村図書さんの狙いにはまるはずもなく
・「この麦誰がまきますか?」「いやだ」と答える このにわとりとぶた等のやりとりが「とても乾いたやりとり」に感じたこと
・挿絵とならんだひらがな、教科書の空白のコントラストから感じる独特の空気
・当時家で鶏を飼っていた自分からすると種は撒くものではなく鶏のエサであり、我慢強くにわとりさんはえさを食べずに種を撒けるのだろうか?
・そもそも手のないにわとりはどうやって種を撒くんだろ?
子供の頭の中はカオスである
先生から「この後にわとりさんは何と答えたでしょう?」と聞かれた記憶や友達と意見を交わした記憶もない
その後月日を重ね、常識、非常識、縦の関係、横の関係など生きていく上での知識を学んだ
学んだけれど、このにわとりさんが最後に発した言葉はいまだに解が出せない自分
ただ一つ当時から変わらない事はにわとりに「パン食べますか?」と聞かれたら
「食べまーす‼」と真っ先に答える自分であることか(笑)
今日も張り切っていきましょう‼
・・・おいしいパンを食べるために、、、ね
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